
学校設立の経緯
学校法人ジオパワー学園は業務スーパーの創業者である沼田昭二が私財を投じて2021年(令和3年)6月に設立した学校法人です。当学園は失われつつある地熱掘削技術の継承と保存を目的とし、再生可能エネルギーの中でも安定エネルギーである地熱発電を中心とした掘削技術を体得し、日本の未来のエネルギー自給率向上のため「社会に役立つ再生可能エネルギーの技術者」を育成していくことを目標としています。
掘削技術専門学校は、何を教える学校なのか?
掘削(くっさく:土砂や岩盤を掘ることを意)の手法はスコップを用いて人力で掘削することから、大型の機械を用いて地下資源を開発する掘削まで幅広くあります。
この専門学校では、大型の機械を操作して坑井(こうせい:地面に掘った穴の意味)を掘削する技術を教えます。
修業年数は1年間です。卒業後は日本全国の掘削に関連する企業への就職を見込んでいます。
掘削技術は社会の役に立つ
坑井はどのような目的で掘られるのでしょうか?
まず、地下資源には石油・天然ガス、石炭、地熱、各種金属、温泉、水などがあります。どれも人が生活するためには欠かせない資源です。また、温泉があれば地域の観光産業が賑わいます。
また、純国産エネルギーとして期待され、日本の未来のエネルギー自給率向上のため必要な地熱発電にも掘削技術が欠かせません。
このように掘削技術は社会と人の役に立つ技術で、人類が生活していく上で必要な技術です。

掘削技術者はどのような仕事をするのか?
掘削技術者の仕事は坑井を掘るだけでは終わりません。坑井を掘った後は下記のような仕事があります。
- 坑井を使用できるように仕上げる仕事
- 問題が発生した坑井を修復する仕事
- 坑井が長持ちするように保守管理する仕事
- 坑井を廃棄する場合は安全に埋め立てる仕事
このためには必要な機器や資機材を準備し、坑井の位置に搬入・設置する必要があります。また、作業終了後は機器や資機材の解体・搬出も行います。加えて、掘削時に得られた各種データの整理と解析も掘削技術に含まれます。
掘削技術者は安定して長く働ける、また幅広くキャリアを選択できる仕事です。
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