島田先生の掘削レッスン②:地球温暖化対策

地球温暖化対策

人類の発展と文化の歴史は、そのままエネルギー資源の開発の歴史であるとも言えます。現在、世界のエネルギー資源の大半は、有限資源である石油・天然ガスと原子力に依存しています。

しかし、地球温暖化を防止し、さらに人類が繁栄していくためには、太陽熱、地熱、風力といった再生可能エネルギーを積極的に活用していかなければなりません。

地熱開発について

地熱開発は、調査から開発、生産の各段階で坑井掘削が必要で、掘削技術は地熱開発技術の中で大きなウェートを占めています。掘削技術の進歩が地熱開発の成果を決めるとも言われています。

また、水が超臨界状態となる温度374℃、圧力22.1MPsの臨界点以上の環境で、地熱発電をおこなう超臨界地熱発電の研究も実施されています。超臨界環境下の掘削には、セメントや泥水材料、ケーシングパイプの材質など多くの技術開発が必要となるだけでなく、坑内の冷却や開発した材料を適正に使用する高い掘削技術が必要となります。

風力発電について

風力発電には、掘削技術は関係ないと思われますが、風力発電機を設置するには地質調査が必要となります。

特に、海洋の大型風力発電装置を設置するには、高い掘削技術が必要な海底下の地質調査が必須となります。

地熱発電について

地球の熱エネルギーによって発生する水蒸気を、坑井をとおして採取し、蒸気タービンを回して発電機を駆動して電気を得る発電方式です。

また温度が低く熱水しか得られない場合でも、熱水でアンモニアなどの低沸点の媒体を沸騰させ、蒸気タービンを回すバイナリー発電方式もあります。

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